レース情報
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ウィナーズカップメモリアル・報知新聞社杯 2月10日開催初日

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【S級戦展望】スピード際立つ高橋晋

 スピード豊かな高橋晋也が優勝候補の筆頭だ。自力攻撃の破壊力は今シリーズ一番だし、1月は大宮記念で準決にコマを進めると、高松は126着で決勝進出、平記念の一次予選は逃げて2着と最近の成績も悪くない。好スパートして別線をねじ伏せよう。戦法チェンジを図り、追い込みが板についてきた櫻井正孝が高橋をマークする。1月立川で落車したのは気になるが、影響がないようなら北日本ワンツーは有力だ。
 関東勢は恩田淳平、芦澤辰弘らが実績上位。自力型が見当たらないので、恩田が何でもありの総力戦で活路を見い出すか。恩田は1月川崎記念では2124着と決勝に乗っていて、素晴らしい伸びを披露した。好位置占めてのまくり、差しに持ち込めれば、首位に躍り出ても不思議ではない。
 簗田一輝、二藤元太、田中晴基と南関勢も駒数に不足はない。今期は2班の簗田ながら、競輪祭で優参を果たすなど、直近4カ月の競走得点は今節トップ。まくり、差しの威力にはなかなかのものがある。1月川崎記念の準決で落車し最終日を欠場しており、体調には一抹の不安が残るものの、好位置キープに成功すると怖い存在だ。
南潤、畑段嵐士の近畿勢は南の状態が気がかり。ここ3場所は初日予選で大きな数字を並べていて、好調時のような脚勢が影を潜めている。

出場予定選手
高橋晋也
出場予定選手
恩田淳平
出場予定選手
簗田一輝

神田龍 (三重/105期/S2)

 今期はS級にカムバック。1月和歌山記念では2682着と2連対を果たした。一次予選は逃げた町田太の後ろがもつれると、絶好のタイミングで追い上げマークを決めている。

神田龍

小畑勝広 (茨城/115期/S2)

 直近の5場所は初日予選での連がらみはないものの、4勝をあげていて、調子そのものは悪くない。久しぶりの地元戦で存在感を示すパフォーマンスを演じるか。

小畑勝広

橋本智昭 (宮城/99期/S2)

 12月佐世保記念、1月川崎記念では、選抜戦ながらそれぞれ1勝をゲットしている。溢れるパワーを活かした自力攻撃には破壊力があり、一発の魅力を秘めている。

橋本智昭

出場選手

S級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
萩原孝之 静岡 80期 97.93 0 0 0 1 4 0 5 2 21
田中晴基 千葉 90期 95.81 0 0 0 3 5 2 6 4 20
山下渡 茨城 91期 104.76 0 0 1 12 2 12 3 4 10
二藤元太 静岡 95期 96.49 0 0 0 5 2 2 5 7 21
桜井正孝 宮城 100期 105.84 0 0 0 6 2 4 4 4 19
岡田泰地 栃木 100期 101.28 0 0 0 3 6 3 6 6 24
恩田淳平 群馬 100期 107.52 0 0 0 5 2 4 3 5 21
畑段嵐士 京都 105期 99.67 0 0 2 2 3 2 5 5 15
南潤 和歌山 111期 104.23 17 6 5 0 0 7 4 7 12

S級2班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
神山雄一郎 栃木 61期
水谷良和 愛知 70期 98.31 0 0 0 1 2 0 3 3 20
岩本和也 石川 76期 99.11 0 0 1 3 4 2 6 5 22
佐野梅一 京都 78期 92.00 0 0 0 5 4 3 6 5 10
開坂秀明 青森 79期 96.16 0 0 0 5 3 5 3 5 19
斎藤登志信 宮城 80期 95.60 0 0 0 0 0 0 0 1 4
松坂英司 神奈川 82期 91.60 0 0 0 2 2 1 3 1 30
吉田勇人 埼玉 86期 92.33 0 0 0 0 0 0 0 0 3
原真司 岐阜 86期 96.07 0 0 0 1 3 0 4 3 20
鈴木謙太郎 茨城 90期 99.48 4 4 7 1 1 7 6 1 13
田中孝彦 静岡 91期 88.27 1 0 3 9 3 8 7 4 11
小堺浩二 石川 91期 100.71 3 0 3 2 0 3 2 9 20
芦沢辰弘 茨城 95期 105.90 0 0 0 2 2 2 2 4 12
近藤夏樹 千葉 97期 94.36 2 0 1 2 2 1 4 4 24
橋本智昭 宮城 99期 102.39 9 1 6 1 1 7 2 1 13
佐々木吉徳 秋田 100期 86.37 11 6 1 4 0 9 2 3 16
神田龍 三重 105期 97.15 0 0 2 1 1 3 1 2 14
伊藤慶太郎 埼玉 107期 93.57 4 2 2 3 0 3 4 0 7
簗田一輝 静岡 107期 107.60 0 0 5 5 3 6 7 7 5
佐々木堅次 福島 113期 99.56 8 2 2 2 2 3 5 3 16
板垣昴 福島 115期 103.04 5 4 6 1 0 4 7 3 11
小畑勝広 茨城 115期 105.08 16 9 3 1 0 7 6 5 8
谷和也 大阪 115期 104.46 10 5 2 0 0 4 3 3 18
村田瑞季 京都 117期 94.11 10 1 1 2 2 2 4 4 8
上遠野拓馬 宮城 119期 91.62 11 0 0 0 0 0 0 3 26
纐纈洸翔 愛知 121期 106.94 2 1 4 2 1 5 3 4 23

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 山下 渡選手

  • 鈴木 謙太郎選手

  • 芦沢 辰弘選手

  • 小畑 勝広選手

【A級戦展望】中村一の実績を重視

 本命に推した中村一将は、G1の常連だった実績もある格上選手。さすがにA級では実力上位で、今期初戦の1月大垣でいきなり優勝すると、同月小田原は322着。最終バックの先制回数も多く、47歳の年齢を感じさせない自力攻撃で別線をねじ伏せている。タッグを組む四宮哲郎も50歳の大ベテラン。目標をつかんだときの捌き、差し脚はしっかりしている。近畿コンビでの連独占は十分。
 加藤将武、植原琢也、小玉勇一と自力型がそろった埼玉勢を重視する手もある。先陣を受け持つのは年齢の若い加藤か。昨年の4月小倉で3連勝を飾った後は、優勝には手が届いていないものの、昨年の後期は、準決では連を外さなかった。先行基本の競走が身の上なので、先頭を任されれば強気に攻める。植原はなかなか調子が上がってこないが、ここは好展開が巡ってくる可能性がある。首位に躍り出る場面も考えておきたい。関東勢では江連和洋も上位進出が期待できる。相変わらず差し脚は鋭く、好位を得れば連に浮上してきそうだ。
 S級ではやや力不足の感もあった前川大輔だが、A級なら話は別。1月玉野では、初日特選をまくりで制している。仕掛けがツボにはまると怖い。北日本の追い込み型が不在なら、前川には川崎健次が続くか。
 土岐幹多、溝口葵の中部コンビの動向にも警戒しておきたい。

出場予定選手
中村一将
出場予定選手
加藤将武

土田栄二 (茨城/115期/A1)

 普段は先行基本の競走ながら、1月宇都宮では、幸田望の逃げに乗って1、2班戦の初優勝を手にしている。成績にはやや波があるが、地元戦なら強気に狙いたい。

土田栄二

山本恵介 (福島/100期/A1)

 1月は3場所走って予選はすべて確定板入り。高松では準決で2着に入っている。自在戦が冴えているので、同格戦は主力になるし、上位戦でも軽視できない。

山本恵介

出場選手

A級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
真原健一 神奈川 69期 78.83 0 0 0 1 0 0 1 1 10
四宮哲郎 京都 71期 82.62 0 0 0 2 3 2 3 5 11
江連和洋 栃木 76期 87.85 0 0 0 2 1 1 2 4 6
平田徹 静岡 78期 82.29 0 0 0 4 0 3 1 2 18
小林信晴 愛知 83期 89.74 0 0 0 10 1 4 7 6 10
土岐幹多 岐阜 83期 87.06 0 0 0 6 2 3 5 6 18
中村一将 兵庫 86期 93.36 9 7 4 2 0 6 7 2 13
川崎健次 神奈川 88期 87.88 0 0 0 11 2 6 7 8 12
高橋秀吉 秋田 88期 87.91 0 0 0 3 6 2 7 7 17
西村行貴 東京 92期 89.96 0 0 0 8 6 6 8 4 10
古川宗行 東京 96期 96.60 0 0 0 2 0 2 0 2 6
中野智公 和歌山 99期 83.57 0 0 0 1 2 1 2 7 11
山本恵介 福島 100期 89.17 0 0 0 3 1 2 2 2 12
前川大輔 福島 113期 90.80 3 0 5 7 0 8 4 6 12
植原琢也 埼玉 113期 92.46 16 12 5 2 0 12 7 2 3
土田栄二 茨城 115期 88.63 20 11 0 1 0 4 8 3 12
溝口葵 三重 117期 97.10 14 3 2 1 0 2 4 1 23

A級2班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
斯波雅貴 静岡 64期 81.11 0 0 0 1 0 1 0 0 8
望月裕一郎 静岡 65期 81.54 0 0 0 7 3 4 6 3 13
亀井雅斗 群馬 75期 78.81 0 0 0 0 2 0 2 2 23
吉川悟 大阪 79期 82.04 0 0 0 1 5 0 6 3 18
榎本光男 静岡 85期 82.56 2 0 10 0 0 6 4 1 21
小谷田公則 福島 88期 87.00 0 0 1 7 2 6 4 3 14
藤田竜矢 埼玉 88期 87.27 1 0 4 3 2 4 5 9 15
坂元洋行 三重 88期 79.79 0 0 0 6 3 3 6 8 16
堂村知哉 福井 88期 83.54 0 0 0 6 1 4 3 5 12
斎藤昌弘 群馬 90期 80.50 0 0 0 0 2 0 2 3 25
中川昌久 茨城 94期 69.83 0 0 0 0 0 0 0 5 7
佐野洋継 京都 97期 80.87 0 0 0 3 1 2 2 1 25
村上貴彦 栃木 100期 73.22 1 0 9 2 1 8 4 2 9
大中拓磨 兵庫 111期 73.08 18 6 0 2 0 2 6 8 20
小玉勇一 埼玉 113期 83.67 4 2 2 0 2 1 5 5 10
中込健太 秋田 119期 75.46 15 9 1 0 0 4 6 5 9
岩城佑典 愛知 119期 84.64 9 2 1 1 3 1 6 10 16
加藤将武 埼玉 121期 92.87 9 2 4 1 0 2 5 5 11

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 土田 栄二選手

  • 中川 昌久選手

【L級戦展望】スピードが戻った石井貴

 なかなか本来のスピードが戻らなかったときもあった石井貴子だが、昨年の9月あたりから勝率が急上昇。10月松戸、11月京王閣、12月川崎で優勝をものにしている。今年初戦の1月宇都宮は113着。決勝は運行がスムーズに行かずVは逃がしたものの、予選はまくりを連発していて、調子に問題はなかった。変幻自在に立ち回り、Vをゲットするとみて中心視した。
 自力攻撃の破壊力なら竹野百香が一番だ。直近4カ月の連がらみの決まり手は逃げ57%、まくり43%で、すべて自力によるもの。10月松戸、11月西武園、今年も1月四日市でVを手にしていて、結果も出している。好スパートを決めれば押し切り十分。
 動きがいい高橋梨香にも食指が動く。11月川崎で3連勝、その後の決勝は3着が最高の成績ながら、予選はほとんど連を外していない。自力による連がらみが7割を上回っているのは好調の証だろう。うまくレースの流れに乗って自力を出せれば単望める。
 攻め口多彩な林真奈美も好勝負が期待できる。昨年は3Vを達成している。今年は1月高松、同月宇都宮と決勝を外しているが、最終日は一般戦ながら勝っているし、最終バックの先制回数が多いので不安材料にはなるまい。
 やや勝ち味に遅いが、しぶとさ光る中村由香里。昨年は2勝にとどまったが、3連対率は5割超。2、3着に食い込む可能性は大いにありそうだ。

 

出場予定選手
石井貴子
出場予定選手
竹野百香

高橋美沙紀 (愛知/124期/L1)

 直近4カ月の連がらみの決まり手は、逃げとまくりが半々で、競走の組み立ては積極的だ。冬場に入って成績を落としているが、大駆けには注意したい。

高橋美沙紀

佐藤亜貴子 (神奈川/108期/L1)

 12月向日町では、柳原真の逃げに食い下がり準Vとヒットを飛ばした。その後は決勝には乗れていないが、最終日の一般戦では連に絡んでいる。予選でも自在戦が奏功なら確定板入りも。

佐藤亜貴子

出場選手

L級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
中村由香里 東京 102期 52.38 0 0 0 6 1 1 6 5 9
渡辺ゆかり 山梨 102期 44.41 0 0 0 0 0 0 0 0 17
松尾智佳 愛媛 102期 45.17 0 0 0 0 0 0 0 0 23
猪子真実 愛知 104期
高橋梨香 埼玉 106期 53.11 1 1 1 5 5 4 8 4 11
石井貴子 千葉 106期 54.85 2 0 7 4 1 7 5 2 6
佐藤亜貴子 神奈川 108期 47.70 2 1 1 2 0 1 3 3 26
荒川ひかり 茨城 110期 50.67 0 0 0 0 0 0 0 0 3
黒河内由実 長野 110期 51.38 0 0 0 2 6 2 6 9 17
加藤恵 青森 112期 49.25 6 1 1 1 1 1 3 6 22
青木美保 埼玉 118期 54.83 4 1 2 5 3 7 4 8 4
廣木まこ 福岡 118期
高橋美沙紀 愛知 124期 50.44 8 3 1 1 0 2 3 3 10
竹野百香 三重 124期 54.38 5 4 3 2 1 4 6 6 5
枝光美奈 福岡 124期 51.48 0 0 0 5 7 3 9 7 12

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 荒川 ひかり選手