レース情報
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常磐レジェンドカップ・サテライトしおさい鹿島杯 2月17日開催初日

  • A級戦
  • チャレンジ
  • L級戦

【A級戦展望】格上海老根恵に好目標

 1年以上に及ぶ欠場のため、A級に降級した海老根恵太だが、欠場前はダービーで連対、前橋記念では決勝に乗っていた実力者。さすがにA級では格上の走りを披露していて、昨年の後期は3Vを達成している。今年も初戦の1月宇都宮11 着と好スタートを切った。同県の矢口大樹を目標にできるので、中心視は順当だろう。その矢口は申し分のない調子だ。12月は小田原312着、静岡611着、前橋312着と決勝で連を外していない。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば押し切りも望める。千葉コンビには大ベテランの高木隆弘が続き南関ラインを形成する。S級では苦戦続きだったが、A級戦なら話は別。南関ラインがレースを掌握なら連に浮上してこよう。
 今期は久しぶりのA級となった鈴木謙太郎も有力な優勝候補。今年の初戦は地元の当所からだったが、結果は241着。準決で無念の敗退を喫しただけに、今シリーズは雪辱を期しての参戦となる。好位キープから自力を出せれば好勝負に持ち込める。タッグを組む山口貴弘は2年ぶりのA級戦。昨年後期のS級戦では大きな数字が目立っていたが、鈴木次第では連対も。
 先陣を受け持つ阿部架惟都を谷津田将吾、平沼由充の福島勢が盛り立てる北日本ラインも侮れない。阿部は11月小松島211着では渡口勝の逃げをまくって優勝している。仕掛けがツボにはまれば北日本勢で連独占もありうる。
 復調成った滝本泰行にも魅力を感じる。落車負傷で調子を落としていたが、11月玉野で3連勝すると、12月は久留米、別府と続けて準V。スピードが甦り自在戦が冴えている。山本奨も1月岸和田は連勝で優参するなど伸びがいい。

出場予定選手
海老根恵太
出場予定選手
鈴木謙太郎

森田康嗣 (北海道/89期/A1)

 最近の優参率は低いものの勝ち星は多い。12月当所161着、同月広島116着、1月豊橋611着と3場所で6勝の荒稼ぎ。スピード、ダッシュ力は一級品で、準決でも一発の魅力を秘めている。

森田康嗣

松本卓也 (徳島/98期/A1)

 昨年の後期は優参が1回しかなかったが、11月当所でのもの。予選を力強いまくりで快勝すると、準決は邊見光をねじ伏せた早坂秀を更にまくって勝っている。今節も大駆けには注意したい。

松本卓也

出場選手

A級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
高木隆弘 神奈川 64期 78.78 0 0 0 0 0 0 0 2 16
堀政美 茨城 65期 82.33 0 0 0 0 0 0 0 1 8
中村淳 栃木 69期 79.44 0 0 1 1 2 1 3 5 27
木村貴宏 茨城 80期 87.29 0 0 0 0 5 0 5 7 12
谷津田将吾 福島 83期 90.00 0 0 0 0 1 0 1 2 9
山口貴弘 栃木 84期 88.50 1 0 3 1 3 4 3 4 9
海老根恵太 千葉 86期 103.17 1 0 0 10 1 6 5 5 19
三好陽一 愛媛 88期 82.86 1 1 0 3 2 3 3 2 14
森田康嗣 北海道 89期 86.18 8 1 5 3 0 5 4 8 16
鈴木謙太郎 茨城 90期 94.55 12 1 5 0 0 3 3 5 20
宮本龍一 福岡 92期 79.50 6 1 0 0 1 0 2 2 20
八尋翔平 福岡 93期 85.78 0 0 0 4 3 3 4 3 8
山本奨 岡山 94期 98.03 3 1 0 3 0 3 1 6 20
矢口大樹 千葉 95期 91.41 13 4 4 0 0 4 4 6 13
松本卓也 徳島 98期 86.11 7 2 5 3 0 8 2 2 16
滝本泰行 岡山 107期 95.39 0 0 1 5 1 3 4 5 24
阿部架惟都 宮城 115期 92.83 2 1 0 1 0 1 1 0 4

A級2班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
渡辺藤男 栃木 57期
長谷隆志 岡山 64期 67.23 1 0 0 0 2 0 2 1 10
会田正一 千葉 68期 79.11 0 0 0 5 0 3 2 4 26
武田靖夫 茨城 76期 77.32 0 0 0 2 1 2 1 2 23
大橋直人 埼玉 77期 80.33 0 0 0 0 1 0 1 4 19
鳥生知八 愛媛 77期 82.44 0 0 0 1 2 0 3 7 17
小松剛之 宮城 79期 84.11 1 0 1 3 2 3 3 1 12
浦川尊明 茨城 80期 92.65 0 0 0 11 3 4 10 5 12
成田直喜 青森 81期 86.35 0 0 0 8 4 3 9 5 17
篠原英雄 高知 81期 80.00 0 0 0 1 0 1 0 1 17
平沼由充 福島 83期 94.64 0 0 0 1 1 0 2 10 27
福森慎太郎 千葉 84期 80.91 5 1 2 1 0 2 2 4 27
田原大広 北海道 87期 84.63 1 0 1 3 1 2 3 3 22
石坂永伍 岡山 93期 86.90 6 2 4 1 5 3 9 5 13
興呂木雄治 熊本 96期 82.73 3 3 0 2 1 2 4 3 24
吉成貴博 熊本 97期 82.69 1 0 0 6 2 3 5 3 28
舘真成 茨城 98期 82.67 7 3 4 1 0 6 2 7 18
梶原大地 福岡 119期 84.28 9 4 3 0 0 4 3 2 9

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 堀 政美選手

  • 木村 貴宏選手

  • 鈴木 謙太郎選手

  • 武田 靖夫選手

  • 浦川 尊明選手

  • 舘 真成選手

【チャレンジ展望】三つどもえのV争い

 本格デビューした昨年の後期は、3Vを達成した松本秀之慎。今年初戦の1月別府では3連勝と最高のスタートを決めた。在所成績第14位の好素材で、やや末脚を欠いての2着も目に付くものの、スピードには素晴らしいものがある。自力攻撃で別線をねじ伏せるとみて本命に推した。
 対抗格は中野光太郎。在所成績第13位で、こちらも有望株だ。10月高松、11月小松島を6連勝し、特別昇班をかけた同月武雄は連勝で優参を果たすも、決勝は無念の落失を喫した。その後は欠場が続いているので、体調が浮沈の鍵となりそうだ。
 両者をまとめて破れば加藤将武だ。在所時は13勝を挙げて在所成績第11位にランクされた。底力は互角以上ながら、特別昇班をかけた11月大宮で116着とチャンスを逃がした影響なのか、その後は12月大垣141着、同月小倉123着、1月別府137着と成績がバラつきはじめたのは気になる。
 まだ優勝経験はない矢部駿人は評価が難しい。ここ5場所の準決は4勝、2着1回で連対率100%に対し、予選は2勝、3着3回。機動力を発揮できれば怖い。
 ベテラン勢では食い下がりしぶとい田中孝法、倉岡慎太郎らが連の伏兵だ。

出場予定選手
松本秀之慎
出場予定選手
中野光太郎

野見泰要 (岡山/101期/A3)

 不惑を迎えたが、戦法は先行基本に変わりはない。予選で確定板を外す場所が目立つ反面、11月玉野、12月平ではいずれも準決で2着と好走した。人気の有無にかかわらず目が離せない。

野見泰要

戸辺裕将 (茨城/72期/A3)

 直近4カ月の3連対率は5割を上回っている。ここ5場所は予選の3着3回、敗者戦で3勝を挙げていて、12月当所は351着。今節も同格戦は連の対象から外せない。

戸辺裕将

出場選手

A級3班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
大河原和彦 群馬 58期
塩満賢治 鹿児島 58期
和泉田喜一 千葉 59期 68.55 2 1 2 3 2 3 5 7 23
安藤雄一 福岡 59期 67.94 0 0 0 2 2 2 2 5 23
倉岡慎太郎 熊本 59期 78.33 0 0 0 1 1 0 2 4 24
平坂典也 広島 61期
板羽俊一 埼玉 64期 66.33 0 0 0 2 2 0 4 4 22
乙川高徳 東京 65期 67.70 0 0 0 0 1 0 1 2 17
井上典善 千葉 66期 65.76 0 0 0 0 1 0 1 1 15
俵裕一郎 福岡 67期
赤石聡 群馬 69期 77.33 1 0 2 3 2 1 6 6 23
落合豊 茨城 69期 69.11 0 0 0 1 0 1 0 8 18
戸辺裕将 茨城 72期
太田良政 岡山 74期 70.25 0 0 0 1 1 1 1 3 7
芝田和之 埼玉 77期
渋川聡士 新潟 84期
三上隆幸 青森 85期
高田隼人 千葉 88期 67.97 4 1 2 1 1 1 4 4 22
桂馬将人 福島 89期 68.13 3 0 3 2 0 3 2 2 17
西村尚文 鹿児島 91期 62.97 0 0 0 0 0 0 0 1 29
山崎功也 宮城 95期 72.72 0 0 1 2 6 2 7 4 16
菅藤智 群馬 95期 70.60 0 0 0 1 6 1 6 3 20
渡辺馨 神奈川 96期 67.26 0 0 0 0 3 0 3 4 12
水木裕聡 高知 96期 77.97 0 0 0 2 3 1 4 1 24
駒井大輔 東京 98期 68.83 8 7 1 0 0 7 1 6 21
前島恭平 長野 98期 68.96 6 2 1 2 0 4 1 3 16
古川大輔 広島 99期 71.47 15 11 2 1 0 6 8 6 16
野見泰要 岡山 101期 70.98 35 17 2 1 1 15 6 7 23
竹元太志 福岡 107期 63.85 4 1 1 0 0 1 1 1 24
猪野泰介 山形 111期 75.73 10 3 1 0 0 2 2 1 28
川藤幸大 熊本 119期
加藤将武 埼玉 121期 93.00 6 6 1 1 0 4 4 0 3
矢部駿人 岡山 121期 87.50 18 7 2 0 0 2 7 2 9
中野光太郎 徳島 121期 86.56 4 2 7 0 0 4 5 1 8
松本秀之慎 熊本 121期 93.47 16 10 10 2 0 16 6 2 6

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 落合 豊選手

  • 戸辺 裕将選手

【L級戦展望】尾方真VS小林莉

 昨年は16Vを含む59勝を挙げ、2年連続となるガールズグランプリ出場を果たした尾方真生が優勝候補の筆頭だ。直近4カ月の連がらみの決まり手は逃げ38%、まくり49%で、9割近くが自力によるもの。自力攻撃の破壊力には素晴らしいものがある。グランプリでも先行して機動力を猛アピールした。いつも通りの積極的な競走で主導権を握って押し切ろう。
 対峙するのは小林莉子。戦4カ月の連がらみの決まり手は追い込み61%、マーク30%で、あまり自力は出していない。昨年の勝率は47・3%で、尾方の71・9%に比べるとかなり低いものの、16Vの数字は互角だ。昨年の後期は普通開催に13場所参戦して10V、準V3回と抜群の成績を残している。好位置を占めれば単望める。
 尾方、小林の一騎打ち模様だが、割って入れば鈴木奈央か。昨年の後期は14場所に参戦してオール優参。優勝は1だけながら、準V4回、決勝3着5回と堅実そのもの。うまくレースの流れに乗れれば連浮上もありそうだ。
 11月富山で初優勝を達成した廣木まこは攻め口多彩。尾方とは同門で、昨年の9月静岡の決勝は、まくって優勝した尾方に食い下がり準V。今節も同門ワンツーは考えておきたい。

出場予定選手
尾方真生
出場予定選手
小林莉子

伊藤のぞみ (北海道/116期/L1)

 12月の2場所は決勝を外したものの、昨年の後期はほとんどの場所で優参を果たしている。やや勝ち味に遅い面があるので、予選は2、3着に絡めて狙いたい。

伊藤のぞみ

松本詩乃 (東京/122期/L1)

 航続距離はもう少し欲しい感もあるが、スピードは一級品で、主武器のまくりには威力がある。散発的ながら予選でも連に絡んでいるので、今節も予選は穴目で注目だ。

松本詩乃

出場選手

L級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
小林莉子 東京 102期 55.23 2 0 3 12 5 10 10 2 8
杉沢毛伊子 静岡 104期 49.97 2 0 5 3 1 2 7 2 20
青木美優 栃木 106期 46.91 0 0 0 0 0 0 0 5 18
鈴木彩夏 東京 110期 45.47 0 0 0 1 1 1 1 1 27
鈴木奈央 静岡 110期 54.17 3 0 5 10 5 10 10 5 5
加藤恵 青森 112期 47.38 12 1 0 0 0 1 0 4 27
伊藤のぞみ 北海道 116期 50.55 0 0 2 2 4 1 7 3 11
保立沙織 神奈川 118期 47.57 1 0 1 1 1 1 2 3 24
尾方真生 福岡 118期 57.18 15 5 19 3 1 23 5 2 3
廣木まこ 福岡 118期 53.48 9 3 7 3 3 7 9 6 9
蛯原杏奈 北海道 120期 49.88 0 0 0 1 5 1 5 6 21
松本詩乃 東京 122期 53.86 3 0 3 8 1 6 6 10 6
池上あかり 福岡 122期 48.08 0 0 0 0 1 0 1 1 11
安東莉奈 大分 122期 51.67 5 0 1 1 4 1 5 7 11

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 地元選手の出走はありません