レース情報
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サテライトしおさい鹿島杯 1月28日開催初日

  • A級戦
  • チャレンジ
  • L級戦

【A級戦展望】S級で善戦した笠松将

 自力型がそろったが、戦歴は笠松将太が1枚上だ。昨年の成績は15勝、2着15回で連対率は27%。S級でも機動力を発揮して同格戦で好走していた。A級戦なら持ち味の自力攻撃で別線をねじ伏せる。同県の和田禎嗣が笠松に続き埼玉ワンツーを目指す。和田も昨年はS級を張っていた。
 地元の新鋭・松崎広太も有力な優勝候補の一人。昨年は8月に特別昇班を果たすと、1、2班戦初戦の9月当所でいきなりVをゲットしている。その後も12月大宮で2V目をものにするなど、柔軟性を兼ね備えた自力攻撃で奮戦中。今節は当所連覇に闘志を燃やす。
 矢口大樹、金野俊秋、出澤拓也とそろった南関勢も侮れない。矢口はS級で一発があった機動力の持ち主。12月は2場所続けて欠場しているので、体調には一抹の不安が残るが、問題がないようなら好勝負に持ち込んでも不思議ではない。金野は申し分のない成績だ。10月〜12月は7場所走って4Vを飾っている。矢口が先手を奪えば首位に躍り出る場面は十分。
 仕掛けがツボにはまったときの破壊力には、素晴らしいものがある猪狩祐樹の一発にも魅力を感じる。大ベテランの高谷雅彦が続き北日本ラインを形成する。

 

出場予定選手
笠松将太
出場予定選手
松崎広太

宮下一歩 (長野/115期/A1)

 しばらく準決では連に絡めずにいたが、12月は西武園、平塚と続けて連対を果たすと、今年初戦の1月宇都宮125着。末脚の粘りが戻ってきた印象だ。

宮下一歩

山崎輝夫 (埼玉/99期/A1)

 予選はほとんど連を外していないし、散発的ながら準決でもヒットを飛ばしている。直近4カ月の連対率は54・5%と高く、まくり兼備の差し脚が冴えている。

山崎輝夫

出場選手

A級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
高谷雅彦 青森 67期 84.28 3 1 3 4 2 8 2 3 19
明田春喜 北海道 89期 86.75 0 0 0 5 2 3 4 4 17
金野俊秋 千葉 92期 84.80 5 2 2 0 0 1 3 4 12
山崎悟 茨城 92期 85.65 1 0 1 4 1 3 3 4 13
内田玄希 東京 94期 95.18 0 0 0 2 0 0 2 4 22
矢口大樹 千葉 95期 93.04 4 1 0 0 0 0 1 2 20
佐山俊樹 埼玉 97期 88.29 0 0 1 7 4 2 10 6 13
猪狩祐樹 福島 99期 96.81 3 2 2 1 0 3 2 2 9
山崎輝夫 埼玉 99期 89.22 1 0 1 5 0 4 2 5 16
和田禎嗣 埼玉 99期 86.58 1 1 1 4 5 3 8 2 20
長沼謙太 東京 99期 87.24 1 1 1 5 2 7 2 4 8
笠松将太 埼玉 100期 98.22 11 4 6 0 0 8 2 1 16
会沢龍 宮城 105期 90.76 0 0 0 7 5 3 9 8 13
寺沼将彦 東京 111期 87.36 1 0 0 7 1 5 3 6 14
出澤拓也 神奈川 111期 92.07 0 0 0 9 3 5 7 9 9
宮下一歩 長野 115期 83.89 19 6 1 1 0 4 4 5 15

A級2班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
篠崎高志 栃木 72期 80.78 0 0 0 0 2 0 2 3 18
小室貴広 茨城 75期 81.70 0 0 0 3 0 2 1 3 21
深沢伸介 静岡 76期 82.39 0 0 0 2 2 1 3 2 12
鎌田聡 宮城 81期 80.96 0 0 0 1 0 1 0 5 17
福森慎太郎 千葉 84期 71.93 8 5 4 1 0 9 1 4 16
佐藤有輝 神奈川 85期 78.81 0 0 0 0 1 0 1 5 26
川上真二郎 新潟 86期 83.23 0 0 0 2 1 2 1 8 15
白石大輔 福島 88期 89.13 0 0 3 7 2 5 7 5 13
滝野勝太 群馬 92期 82.29 0 0 0 1 2 0 3 4 17
緒方剛 埼玉 92期 78.60 0 0 0 0 0 0 0 2 13
関根崇人 福島 94期 79.85 1 0 0 1 1 0 2 1 10
鈴木雄一朗 東京 94期 78.67 1 0 0 1 1 0 2 0 19
河野要 神奈川 94期 83.33 0 0 0 5 1 2 4 0 18
栗田雄矢 静岡 96期 85.39 0 0 0 2 1 0 3 6 9
赤塚悠人 山形 97期 85.48 2 0 3 5 2 6 4 5 12
吉田元輝 茨城 100期 86.90 7 4 1 1 0 3 3 5 9
中島将尊 群馬 105期 89.86 3 0 1 5 1 2 5 3 11
梅田加津也 神奈川 119期 88.27 14 8 6 2 0 9 7 4 13
長谷川飛向 東京 121期 97.04 13 4 0 1 0 3 2 4 16
松崎広太 茨城 123期 103.73 15 8 2 0 0 7 3 5 11

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 山崎 悟選手

  • 小室 貴広選手

  • 吉田 元輝選手

  • 松崎 広太選手

【チャレンジ展望】石田典VS山田駿

在所成績は1勝、第55位の石田典大だが、先行回数が多く、脚力は成績順位以上のものがあった。本格デビュー後はオール優参して5V、準V5回と好成績だし、連がらみの決まり手は7割超が先行してのもので、相変わらず競走は積極的だ。当所は9月に参戦して逃げ切りVを飾っていて、今シリーズも先行基本の競走でVを睨む。高峰賢治、堀勝政の上甲勢が石田に続き関東ラインを形成する。
 対峙する山田駿斗は、在所成績は第12位で、記録会でも好タイムを出していた。まだ力を出し切れていない感があり、昨年後期の2Vはやや物足りない数字ながらポテンシャルは高い。石田典に比べると見劣りする航続距離を、レース運びでカバーできれば単望める。同県の小林大能が山田をマークする。昨年後期の1、2班戦では力不足の感もあったが、最終戦の12月西武園では262着と2連対。調子は良好だ。畠山裕行まで加勢なら南関ラインは強力になる。
 牧田賢也、佐藤正吾の北日本勢は苦戦を免れまい。1、2班戦とは言え、昨年後期の牧田は大敗続きだったし、佐藤は10月小松島で落車した後は実戦に姿を見せていない。

 

出場予定選手
石田典大
出場予定選手
山田駿斗

浅沼聖士 (静岡/87期/A3)

 7月別府での落車が尾を引いていたのか、昨年後期の1、2班戦は振るわなかった。だが、昨年前期のチャレンジ戦では、優勝をゲットした実績がある。好位置あるレースは連対望める。

浅沼聖士

田村純一 (福島/92期/A3)

 ここのところ自力攻撃が冴えていて、直近4カ月の連対率は5割に迫る勢い。予選で大きな数字が目に付く反面、散発的ながら決勝にも乗っている。人気薄での一発に注。

田村純一

出場選手

A級3班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
北沢勝弘 栃木 54期 64.11 0 0 0 0 0 0 0 1 26
乙川高徳 東京 65期 67.04 0 0 0 1 2 1 2 2 19
戸辺裕将 茨城 72期
平沢秀信 北海道 73期 69.42 0 0 0 0 2 0 2 3 7
高峰賢治 山梨 73期 84.14 0 0 0 2 6 2 6 2 19
梶原亜湖 静岡 73期 68.23 0 0 0 2 2 1 3 6 16
吉田英二 東京 76期 67.57 0 0 0 4 2 2 4 5 19
志村正洋 神奈川 77期 65.33 0 0 0 0 0 0 0 3 27
清水正人 千葉 79期
木村元信 青森 81期
阿部博之 東京 82期 68.06 0 0 0 0 1 0 1 1 14
鈴木浩 新潟 82期
畠山裕行 神奈川 82期 79.07 0 0 0 2 0 1 1 1 24
清水一博 岩手 84期
小林大能 千葉 87期 67.79 3 2 2 2 3 4 5 12 22
浅沼聖士 静岡 87期 81.00 2 1 0 3 1 1 4 5 19
藤原義晴 岩手 88期 66.80 0 0 0 0 4 0 4 3 23
佐藤正吾 宮城 88期 75.37 0 0 2 5 6 3 10 8 6
米倉剛志 千葉 89期 68.27 13 11 0 0 0 4 7 1 14
田村純一 福島 92期 71.13 3 0 11 1 1 7 6 2 9
佐藤純嘉 青森 94期 67.27 0 0 0 2 0 2 0 4 16
佐藤康恭 福島 94期 68.50 7 1 0 4 2 5 2 4 25
村本慎吾 静岡 94期 80.62 0 0 0 3 1 1 3 8 17
川上真吾 東京 98期
藤本龍也 長野 98期 69.14 5 3 0 1 0 3 1 5 12
前島恭平 長野 98期 69.69 6 3 1 6 0 3 7 9 17
佐川拓也 福島 99期 68.15 1 1 1 3 1 3 3 4 17
渡辺福太郎 神奈川 103期 67.73 7 5 0 2 0 4 3 3 23
牧田賢也 福島 111期 71.78 9 5 6 0 0 7 4 4 12
菱沼元樹 埼玉 111期 66.88 13 4 0 0 0 2 2 5 24
黒滝大翔 茨城 117期 74.86 2 1 4 2 0 6 1 3 4
石田典大 東京 123期 82.50 9 4 0 0 1 2 3 2 13
山田駿斗 千葉 123期 92.33 9 8 3 1 0 8 4 3 3
日吉克実 静岡 123期
望月嘉人 静岡 123期 81.60 7 3 0 0 0 2 1 1 11

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 戸辺 裕将選手

  • 黒滝 大翔選手

【L級戦展望】安定感を買えば小林莉

 超ド級の自力型が不在で混戦模様だが、連の軸に最適なのは小林莉子だろう。直近4カ月の勝率は44・4%でそれほど高くないものの、連対率は74%に跳ね上がる。堅実な走りで成績をまとめているので、ここも好位置キープしての差し、まくりで優勝を目指すか。
 対峙するのは荒牧聖未だ。昨年の8月〜9月には4場所連続完全Vを達成した実績がある。小林と同様に航続距離はあまり長くないが、スピードの切れには素晴らしいものがある。今年初戦の1月宇都宮は3連勝していて調子も良好だ。
 競走が最も積極的なのは地元の岩崎ゆみこ。直近4カ月の連がらみは46%が先行してのもの。11月〜12月は3Vと勢いがあったが、昨年最終戦の小倉で464着と大叩きしたのは気がかり。
 機動力なら太田美穂もなかなかのものがある。昨年後期の3Vは、すべてまくりでゲットしている。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば押し切り十分。
 12月小倉でVをものにした藤原春陽は、好位置占めると連に浮上してきそう。また、ムラが難だが熊谷芽緯はツボにはまると怖い。

出場予定選手
小林莉子
出場予定選手
荒牧聖未

五味田奈穂 (千葉/124期/L1)

 師匠(野口裕史)に負けじと先行基本の競走で奮戦中。今年初戦の1月佐世保では、予選を22着で決勝に乗っている。今シリーズも予選は目が離せない。

五味田奈穂

渡口まりあ (山口/114期/L1)

 先行力にはなかなかのものがあり、最近は2場所に1回のペースで決勝に乗っている。11月小倉の予選2、12月川崎の予選2は、いずれも逃げて2着に粘った。

渡口まりあ

出場選手

L級1班

氏名 府県 期別 競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
荒牧聖未 栃木 102期 56.15 0 0 3 7 1 10 1 1 1
小林莉子 東京 102期 56.58 0 0 2 21 3 19 7 2 3
藤原亜衣里 新潟 102期 45.85 0 0 0 0 0 0 0 0 13
佐々木恵理 愛知 110期 49.60 0 0 1 3 3 1 6 4 19
太田美穂 三重 112期 54.53 22 10 9 1 0 12 8 1 9
渡口まりあ 山口 114期 50.00 10 2 6 0 1 2 7 4 20
岩崎ゆみこ 茨城 116期 52.30 18 7 3 3 0 6 7 6 14
近澤諒香 三重 118期 47.05 1 0 1 0 1 0 2 1 18
山本さくら 愛知 120期 47.10 9 1 0 0 0 1 0 3 27
藤原春陽 徳島 122期 50.63 2 0 0 0 5 0 5 8 17
熊谷芽緯 岩手 124期 53.55 9 4 5 1 0 5 5 6 6
戸邉香奈実 茨城 124期 49.46 1 0 4 0 2 2 4 2 16
五味田奈穂 千葉 124期 52.10 16 5 4 3 3 8 7 4 11
金田舞夏 福岡 124期 47.95 0 0 0 2 0 1 1 1 17

*成績データは直近4ヶ月のものです。

地元選手出走情報

  • 岩崎 ゆみこ選手

  • 戸邉 香奈実選手