第4回東西王座戦[GU]東王座戦特別ページ
東王座戦 2/24木・25金・26土・27日
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西の雷神


 レースの見所・コラム 東の風塵
東王座戦「展望」
横綱の威厳を取り戻した神山雄一郎、“超速”の勢いでトップの座へと登る武田豊樹らを核に、本線を担う関東勢が北日本、南関勢を一蹴だ!

 岡部芳幸が第1回、2回で連覇するなど、過去3度の本大会決勝では、確定板に上がった9名中実に6名までが北日本組。この結果が象徴するように、機動力不足の関東、南関勢は勝ち上がりから苦戦を強いられる、が本大会の特徴の一つだった。だが、今年は状況が一変する。神山、武田が共に参加資格が生じた他、舞台が取手に移る。これらの要素を基に、様々な利を得られる関東勢が最も優位に4日間を展開する。
神山選手 武田選手 伏見選手
その中でも、神山が首位へ最短に位置するのは間違いない。前人未踏のオールスターV4を飾って以降、神山は随所に“らしさ”を発揮し抜群の安定感を保っている。自らの動きで勝敗を決められるのは然る事ながら、寛仁親王牌、千葉記念、共同通信社杯など、幾度もタッグを組んだ武田との同乗が叶えば、王座戦初制覇を達成する可能性は高まるだろう。もちろん、武田も有力なV候補の一人。広島決勝で吉岡稔真、小嶋敬二らを相手に、堂々と逃げて記念V2を飾るなど、武田は本来の体調を取り戻し充実一途。また、当所は普段からモガキを中心に乗り込む地。クセを掌握した上、神山に先着したケースが多いデータを併せると、仕掛けがハマれば初のGU制覇も夢ではない。この栃茨コンビに、昨年ビッグV3と一向に衰え知らずの小橋正義、走り初めの大宮記念をVと好調な後閑信一、タテ、ヨコ冴える兵藤一也やダッシュ鋭い矢口啓一郎らの存在が加わり、別線は厳しい局面が待ち受ける。

  但し、連係実績での比較なら、伏見俊昭と佐藤慎太郎のコンビが一枚上。オリンピック仕様から競輪向けへ、伏見は体質改善が進む近況で、出色の鋭さを保つ佐藤と息の合ったプレーに注目したい。一方、本大会と相性良い岡部は、得意の混戦レースで真価を発揮する。前記した福島トリオと同様、04グランプリ出走組の斎藤登志信は、どこまで番組、展開に応じて機敏な動きが出来るかがポイント。

  第三勢力と化した南関勢はやはり、機動型の踏ん張りに浮沈が掛かっている。新田康仁、海老根恵太らが戦歴以上の活躍を見せなければ、堅実味が光る渡辺晴智や、復調急な佐々木龍也らは、足場を求めて別線へ斬り込む必要に迫られる。
推奨選手

■榊枝輝文(島・79・自在) 
昨年はオールスターで優参などと大活躍。物怖じしない性格に、持病とする腰痛への対処法も心得て、持ち前のダッシュは鋭さを増すばかりだ。

■木村貴宏(茨・80・追込) 
展開の読みが冴え渡り、厳しい態勢を凌ぐ場面は数知れない。当所のクセも知り尽くし、相手に構わず見逃せない一車だろう。

■山口貴弘(栃・84・逃捲) 
夏場から戦歴が乱高下したのは、意識的に苦手な押さえ先行を増やした為。その取り組みに一段落を付けた現在は、立川記念で3度の連対など勝負強さを取り戻している。

■村本大輔(静・77・追捲) 
体調の良化に伴い練習量も大幅にアップ。秋口から優参の常連と化すなど、 落車渦から立ち直り、売り出し当時の切れ味と冴えが戻っている。

情報提供:日刊プロスポーツ新聞社