2008年03月20日
【レース展望】金山栄二を軸に中近勢が結束
取手競輪S級シリーズ「梅香賞」は3月28日~30日の日程で開催される。主力選手の力量に優劣はなく、Vの行方は混沌としているが、先行力で一歩リードの金山栄治を本命に推した。中近連係で萩原操、服部竜二らの援護を受け、積極的な仕掛けから押し切りを図る。成長著しい吉本卓仁も好機にスパートなら逆転可能。差し脚シャープな西村正彦は吉本マークから勝機を見出す。また、地元勢の動向からも目が離せない。
勢いある吉本の機動力は軽視できないが、長い距離を踏んで粘り込む先行力なら金山が一枚上だ。相変わらず成績の波は激しいものの、自分のペースで駆けた時の末脚は強靭で、一線級にも十分通用している。今開催は強力な同型が不在なので、比較的楽に主導権を握れそう。初対戦となる吉本を相手に先行テクニックの違いを見せつけ、優位にレースを運ぶ。この金山を援護するのは萩原、服部の中部勢か。萩原は2月奈良記の二予B、順位決定Aでまくって勝ち星を挙げるなど、タテの脚は健在。すんなり番手を回れれば逆転も十分だろう。
一方、吉本は年頭の四日市Sでいきなり優勝。兵藤一也、志智俊夫ら強豪を相手にしたものだけに価値がある。その後も強力なタテ攻撃を武器に、安定した走りを見せている。最近は決勝戦に限ってギアを上げて一発を狙うケースが目立つ。ここも大ギアの破壊力で金山に抵抗する。吉本マークは西村か。今期は2班ながら安定したレースさばきと差し脚を発揮。FⅠ開催ではコンスタントにV争いに加わっている。吉本の出方次第ではチャンスがありそう。
山田幸司も忘れてはならない一人。2月花月園Sでは112着で準Vと調子は上向き。スジの機動型は手薄だが、まくり脚兼備のタテの脚は魅力。混戦になれば必ず出番はある。
坂巻正巳、根本雄紀の地元勢も軽視はできない。ベテランマーカーの坂巻は今年に入ってまだ勝ち星がないが、しぶとい走りで大崩れは少ない。いつも好走する地元戦なら気合は倍増。目標不在なら強気の位置取りを見せる。根本も2月びわこSで落車した影響がなければ、突っ込みがある。
投稿者 toride : 2008年03月20日 13:29
