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2006年11月12日
VOL.33 継続は力なり☆51期・戸邉英雄選手!!
今回は前検日ではなく11月6日(月)、お忙しいところ戸邉英雄選手に取手競輪場まで来て頂きました。
(すみません。 私のスケジュールの都合で・・。ご協力して下さいました皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。)
お洒落な茶色のスーツで戸邉選手が登場。競走の時とは違う穏やかな表情でインタビューに答えて下さいました。
Q 近況はいかがですか?
戸邉選手 「今年の4月の終わりにレースで肩を脱臼骨折しちゃって手術して1ヶ月の入院。それから調子がずっと上がらなかったんだけれど、ここ2場所前(10月)くらいから踏んだ感じが良くなってきたんですよね! 乗れてる感じ。 あと実は20年くらい、自転車のフレームがシムラスというメーカのものだったんだけど、今回からちょっと変えてみたんだよね。それも木村泰丈君にセッティングしてもらったんです。 新車は軽いし柔らかいし練習で乗った感じもいいんですよ! 競走は13日から、楽しみですね。 最近、競走でプレッシャーもだいぶ感じなくなってきたというか・・・でもね、地元を久しぶりに走る事になるけれど、地元はやっぱり気合が入りますね。」
Q ご自身ではセッティングはされないのですか?
戸邉選手 「しないですね。ずっと。 こだわる選手も多いけれど、僕はとにかく乗り込んで体と合わす。ずっとそうしてきました。」
Q 選手生活24年目の戸邉選手、ここまでの流れを教えてください。
戸邉選手 「うぅ~ん。 様々だけれど、僕は親父も親父の弟で師匠でもある戸邉純一さんも競輪選手で学生の頃から自分も選手になるものだと思ってたんです。 1983年にデビューしてその年にB級からS級まで一気に上がったんですよ。S級は特進。 それもB・A・S級初優勝は全て地元の取手でした。 何かトントン拍子で絵に描いたみたいだった。 自分なりにコツコツ同じ練習をするだけ、何か特別にするという事は無かった。 でも28か29歳の頃、取手のバンクで酷い落車。右側、顔面から落ちて、ろっ骨・鎖骨を骨折。3ヶ月くらい入院して、復帰戦に他の競輪場でまた反対の顔面から落車。 2回連続。 気持ち的にも不安で仕方がなかった。 また復帰した時は、変な話だけれどそういうトラウマを取り除きたいという気持ちで、(もう一度落車したい・それで大丈夫ならもう平気だ。)と正直、思ったんですよ。 その時かなっ1番苦しかった時って。 それから良い状態の時まで、人間は戻すことが出来ると信じて今までやってきました。」
Q 43歳の今までS級で居続けている戸邉選手、その秘訣は?
戸邉選手 「4年前からウエイトトレーニングも始めたけれど、基本的には練習は自分にとって普通の事の繰り返し。ただ自転車に乗り込むだけ! 街道中心に同じ事をしている。特別になんて事はないですよ。だって自転車に乗る仕事なんだから、練習も自転車に乗る事でしょ。ウエイトの選手じゃないんだから。」
Q これまで一緒に走られた選手の中で印象がある人はいますか?
戸邉選手 「坂本勉選手だね~。 同じレースで本当に強いと思った。勉の後ろ走っててバックで離れそうになった事があった(笑) 足が違う。強かったねぇ~。ダッシュも良いけれどスピードの持久力が高いんですよ。 今でもね、勉は自在に何でもやるしね。その昔、勉に優勝をとらしてもらった事もあるし。 滝澤さんも強かったけれどまたその強さの内容が違うんですよー。」
Q 戸邉選手にとって競輪の魅力とは何ですか?
戸邉選手 「自分で可能性を作れるという所かな。」
Q 今開催、どんな戸邉選手を見せてくれますか?
戸邉選手 「今年入って中盤はくすぶっていたから、それを払拭するような競走がしたいね。フレームも新しいし自分自身も楽しみ。 最近は1着がないから、取れるように地元戦に挑みます。」
インタビューをさせて頂いて戸邉選手から沢山のパワーを感じました。
私自信もとても勉強になる深いお話の数々。「うぅ~ん」と、うなずきっぱなし。
全ての経験を前向きに捉え、自分のスタンスを崩すことがない戸邉選手。
基本はシンプルで近道なんて考えていないんです。
そのシンプルな事を続けて行く、ひた向きな努力。
そんな戸邉選手の今回の競走はファンの方にも楽しみにしていて欲しいとの事です。
投稿者 toride : 2006年11月12日 12:26
