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[小堀の渡し]
まるで利根川に寄り添うように
東西に長い取手の街。
「利根川の美しさは空間の美しさである」と讃えたのは詩人、高村光太郎。
情緒漂う「小堀の渡し」は対岸の学校へ通う子供たちなど地元の人の生活のための大切な足。
観光客は残念ながら乗船できないが、河畔の景色に風情を添える船影は旅人をほのぼのとした気分に浸らせてくれる。
両岸には広い河川敷もあり、ピクニックには最適のロケーションといえそうだ。
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[龍禅寺三仏堂]
平将門にまつわる史跡が多いのも取手の特徴だ。
指定重要文化財の龍禅寺三仏堂はその代表格。
将門がここへ参詣に訪れたときに、脇の井戸から水とともにお米が吹き出たので、この辺りを”米ノ井”と名付けたという話も伝わっている。
さらに国道脇の歩道を進むと、衣類から食品、花卉、農具まで、種々雑多な品物の露店が並ぶ縁日で有名な、とげぬき地蔵がある。
縁日の日は、有名な巣鴨のとげぬき地蔵もびっくりの賑わいぶりをみせる。
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[旧取手本陣]
取手駅にほど近い長禅寺は、その眺望に魅かれて多くの文人が訪れた名刹。
境内には珍しい”さざえ堂様式”の観音堂や小林一茶の石碑がある。
水戸街道の宿場町として栄えた中心だという。
お寺の石段を下り左に折れると、本陣であった旧染野家住宅に着く。
ここは水戸家をはじめ、参勤交代などの大名の休憩や宿泊に利用された名主の家。
近くの八坂神社では、毎年8月に取手を代表するお祭りが行われる。
重さ1tの御輿を担いで練り歩く関東一の”荒みこし”といわれているという。
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