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■作品集 3
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◆ポスターデザイン
東京藝術大学 美術学部 長濱雅彦 デザイン科准教授
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開設56周年記念「水戸黄門賞」(GV)
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これまでの競輪ポスターと一線を画す、「スポーツ競輪」の魅力を伝達することを主たる目的としている。
従来の競輪広告は、認知させること(目立つこと)のみに視点が注がれ、色彩や文字形態、イラストの扱いがやや“騒色”気味で、画一化された感があった。それは取手競輪のみならず他の競輪場も同様で、競輪愛好者に送付されてくるチラシ類総てが横並び。場名を見るまでどこのものかまったく認知されないのが現状であった。そうしたマンネリ化を打破するべく、今回のデザインでは、白とシルバーを基調にスポーティブなイメージを盛り込み、サッカーやモータースポーツのようなポスターデザインを目指した。
競輪ファンのみならず、一般の市民に対して競輪のスポーツとしての魅力を伝達していくことが、競輪のコミュニケーション活動には何より重要なことではないかと考え、他のアイテムも同様にデザイン展開を行なった。
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開設57周年記念「水戸黄門賞」(GV)
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昨年同様、「スポーツ競輪」の魅力を競輪マニアのみならず、一般の市民に対し伝授していくことが、競輪のコミュニケーション活動には何より重要な事ではないかと考え、デザイン展開を行った。
コアな客層には新鮮さを、あらたなファン獲得には、モダンな印象が欠かせない。キーワードは、「親近感」、「アート性」、それから継続的に愛される「物語性」の3つとした。親近感を醸し出すため、ポスター全面に取手競輪のニューキャラクターを大胆にあしらい、また、黄色とシルバーの2色構成でスポーティブなイメージかつアート性のある画面づくりを目指した。
ニューキャラクター「砦の森のバンク」は、従来の競輪キャラクターにはない物語性があり、見るものにさまざまなストーリーを想像をさせる様に工夫されている。コミュニケーションデザインにおける視認性とは、ただ単に目立つことではなく、愛着をもって記憶にとどめること。今回の企画にはそうした目には見えないあらたな試みも実行されている。
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開設58周年記念「水戸黄門賞」(GV)
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取手競輪のニューキャラクター「砦の森のバンク」は、従来の競輪キャラクター戦略と一線を画した内容が業界の関係者に注目されている。また、新設された駅看板やホームページ等を通して少しずつではあるが、競輪とはこれまで無縁であった一般の市民へも認知度を上げ、確実にファンを増やしつつある。
そうした状況下のなか、今回の記念競輪のコミュニケーションにおいても「砦の森のバンク」を引き続き全面にあしらい、新鮮なグラフィック表現で競輪ファンのみならず、一般の市民に競輪競技の魅力をソフトに伝えたいと考えた。
昨年同様「スポーツ競輪」をコンセプトに、秋の清々しい青空を連想させるブルーと、競輪競技の力強さを表現するブラックの2色で大胆に画面を構成、スポーティブかつアーティスティックなイメージによるデザインにまとめあげた。
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